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本日は、気になる隣のナースの財布事情ということで、看護師さんのお金の話をしたいと思います。
お金が貯まる看護師さん
長年、病院の人事を勤めていますと、ちょくちょく看護師さんからお金のことで相談を受けたり、時には通帳を預かったりすることも多々あります。
何度か「中身を見ていい?」と冗談半分に軽く聞いてみると「全然いいですよ!」って言ってくれる看護師さんがいるんですが、中を見てビックリすることが多々あります。
この若さでなんでこんなにもってるのー!?
20代で貯蓄が既に1000万円超えてるナースも珍しくありません。
もちろん、元々の家系がお金持ちってケースもあるとは思いますが、そのパターンは少ないわけで、ほとんどが就職後に貯めたお金です。
そう、看護師さんってお金貯まるんですよ。
看護師さんがお金が貯まりやすい理由
なんでそんなにお金貯まるの?と聞くと大抵同じ答えが返ってきます。
「私、寮生活で家賃もかからないし、お休みは洗濯したり、あとは、寝てるか勉強してるかなので…」
なるほど!全ての看護師さんが単に収入がいいからお金が貯まりやすいと言うわけではなく、下記の条件に当てはまる人がお金が貯まりやすいのかな?と思います。
- 寮で暮らしている(または実家通い)
- 休日は疲れて寝ている
- インドア派
- 真面目で勉強熱心
- ブランド品とかにあまり興味がない
- 友達少ない
- 彼氏もいない
- お酒もタバコもしない
- 推し活とかしてない
- そして、意外にも堅実に資産運用してるナースは多い!
私がお金の相談をよく受ける理由
お金に関する相談で特に多いのは、「お金が足りなくて困る」といったことではなく、その逆で、「お金が余ってるので、良い運用方法を教えてほしい」といった内容が多いのです。
もちろん、借金返済や目先のお金が必要なので前借りさせてほしいといった内容の相談もありますが、ごく稀です。
なぜ人事である私のところにお金の相談がくるのかというと、病院の退職金制度のひとつ「確定拠出年金」について説明会をしたり、個別相談を受けているからです。
確定拠出年金とは?
確定拠出年金とは、企業型iDeCoのような制度で、通称DC(Defined Contribution Plan)と呼ばれる資産運用型の年金制度のこと。
毎月定額を勤務先の企業が拠出し、それを定期預金として貯めておくか、資産運用してさらに増やす(減るリスクもあり)かは本人しだい。将来、60歳到達時点で一時金または年金として受けとることができる退職金型の年金制度です。
掛金額(拠出額)が確定しているため、「確定拠出年金」と呼ばれており、「日本版401K」とも呼ばれます。
最近では、多くの病院や企業が確定拠出年金制度を導入しています。
現金の価値は基本的に下がる
昨今では興味が無くてもiDeCoや新NISAなどの話もよく見聞きしますし、円安やインフレなどの影響で現金の価値が目減りしており、お金の逃げ場としての資産運用が注目される時代となっています。
現金の価値というのは、基本的にずっと下がり続けています。(=物価が上がっている)
なので、現金を低金利の銀行に預けたまま保有し続けることは大きなリスクということになります。
ドルコスト平均法
iDeCoやNISA、投資信託などのインデックス投資で共通して言えるのは、ドルコスト平均法で、毎月決まった額を確実に買い続けることが大事ということ。
上がってるときも下がってるときも一定のルールで定期的に買い続けることで、平均取得価額が安定し、リスクを最小限に抑えることができる手法です。
途中でやめたり、今は下がってるから様子を見たり、上がり始めるまで待とう、とかしないこと。
プロの投資家でも市場の天井や底を言い当てることはできません。
そして過去を振り替えると世界の株価はひたすら上げ続けています。
金融市場はこれまで、多くの危機を乗り越えてきました。
過去の代表的な経済危機
- コロナショック
- リーマンショック
- ブラックマンデー
- ITバブル崩壊
- オイルショック
- 世界恐慌
など
日経平均に関しては、日本のバブル崩壊の1991年~1993年の景気後退、日経平均の大暴落以降、30年近く長期低迷が続きましたが、最近ようやく史上最高値近付まで戻りつつあります。
直近では、コロナショックでの大暴落、その後、景気はしばらく低迷していたように見えていましたが、その裏で株価はあっという間に回復しており、世間が悲観する中で米国市場においては史上最高値を更新、日経平均も30年来の高値を更新して上に行ってしまいました。
目先の株価は低迷していても、5年、10年単位で振り替えると、大きな登坂で、もう過去の価格にはなかなか戻れないことがよくわかります。
このように、過去の大暴落の度に目を瞑って投資をしていれば、確実に大きな資産に育っていたということです。
無責任なアドバイスはできない
ただ、前述のようなお金の相談を受けても、なかなか無責任なアドバイスもできないですし、失敗して恨まれても嫌なので、いつも伝えるのは「ドルコスト平均法で全世界株式にインデックス投資」だけです。
それ以外の個別銘柄や不動産などへの投資に興味がある方には専門のコンシェルジュサービスをお教えしています。
例えばコレ
お金のみらいマップ
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今後、新NISAの始まりとともに日本は株高に向かい、再びバブルに突入する可能性があります。
その前に投資の基礎知識を身につけて、投資ブームが来る前に早めにトレンドに乗っておくことをおすすめします。
*投資は自己責任でお願いします。
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