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派遣と紹介の違い/派遣・紹介・紹介予定派遣の仕組み、安全な看護師派遣会社は?

最終更新日時 : 2024年3月24日
派遣と紹介の違いと仕組み

世間では、人材派遣も人材紹介も総称して派遣会社と呼ばれていたりしますが、実際は、派遣と紹介では大きな違いがあります。

また、最近ではその2つのハイブリッドとして、紹介予定派遣という形態も登場しております。

この記事では、派遣と紹介、紹介予定派遣のそれぞれの違いや仕組み、安全に利用できる看護師派遣会社について解説していきたいと思います。

人材派遣

派遣会社を営むには、一般労働者派遣事業の許認可が必要です。

ナースは派遣スタッフとして派遣会社に雇用され、派遣先の病院や企業に派遣されます。

給与は派遣会社から支給され、社会保険なども派遣会社で加入します。

派遣社員は、派遣先の病院や企業に労働力のみを提供し、その労働の対価として、派遣先企業は派遣会社に派遣料金を支払います。

派遣会社はその派遣料金から保険料や利益分を差し引いて、派遣社員に給与として支払います。

 

看護師派遣イメージ

人材派遣のイメージ図

派遣料金と給与の計算例

例)派遣ナースのもらい時給が1800円であれば、病院が派遣会社に支払う派遣料金は時給2500円から3000円くらいです。

※ 月150時間働いた場合

  • 看護師の給料  : 1800×150=270,000円
  • 派遣会社の売上 : 2500×150=375,000円
  • 派遣会社の粗利 :375,000-270,000=105,000円

この差額の105,000円が派遣会社の取り分(粗利益)となりますが、すべてが利益として残るわけではありません。

そこから派遣スタッフの健康保険料や厚生年金保険料、雇用保険料、労災保険料などが支払われます。

105,000円も抜かれちゃうの!?と思ったかもしれませんが、そこから皆さんの保険料など“付帯人件費”を引くと、派遣会社に残る利益は微々たるものとなります。

さらにそこから人材募集に必要な広告宣伝費や営業活動費、社員の給料等も必要になり、営業利益として残るのは本当に僅かという派遣会社が多いです。(営業利益で1%~5%程度)

ナースは給与ベースが高めなので、必然的に社会保険料なども高くなり、派遣会社が負担する付帯人件費も大きくなります。

そのかわり、その派遣ナースが派遣社員として勤務してくれている間は、派遣会社は毎月安定した収入を得られます。

利益は少ないですが、いわゆる薄利多売式の商売として成り立っています。

取引先となる派遣先企業を多く確保し、多くの派遣スタッフを常時派遣している派遣会社であれば、安定した経営ができていると見て問題ないかと思います。

医療現場への派遣は原則禁止

しかし、看護師等、医療現場への人材派遣は、原則として法律で禁止(一部除く)されているのはご存じですか?

「看護師の派遣は原則禁止」の記事はこちら

ただし、一部、例外的に認められている条件があります。

派遣法で認められている一部とは、下記のようなものです。

  1. 紹介予定派遣(6か月以内に直接雇用で就職する前提)
  2. 病院・診療所以外の施設(社会福祉施設等)で行われる業務
  3. 産前産後休業・育児休業・介護休業中の労働者の代替業務
  4. 就業の場所がへき地・離島の病院等及び地域医療の確保のため都道府県(医療対策協議会)が必要と認めた病院等における医師の業務

そこで、看護師専門の派遣会社では、上記の要件をうまく利用し、継続してナースの派遣を行なっています。

特に 3. の産休代替の派遣受け入れは多くの病院に利用されています。

看護師の世界は女性が多いため、常に産休・育休者などが多く、その枠を利用して派遣でも長期継続することができてしまいます。

また、1.の「紹介予定派遣」なら、試しに派遣で働いてみて良ければ6ヶ月後に正職員の直接雇用に切り替えることも可能になります。

それから、2.の病院、診療所以外の施設として、介護施設なども派遣が可能な業務となります。また、健診やイベントなど短期・単発のお仕事、週1~週3日くらいで気楽に働ける仕事が見つかるのも派遣の魅力。

4.の「へき地、離島への派遣」は、ちょっと離島でのんびりしながらへき地の医療を経験してみたいなーとお考えのナースにもオススメです。

病院・施設側としても、繁忙期で人が足らない期間や産休者の代替などで期間限定で看護師を確保できる派遣システムはありがたい制度でもあります。

病院で派遣を活用しすぎるのは危険

病院・施設側として気を付けないといけないのは、あまり派遣に頼り過ぎると、気が付けば常勤が極端に減っていたり、教育が行き届かず看護の質が低下、将来を担う管理職候補が育たない、インシデントが増えるなどのリスクもあるので、派遣の利用はほどほどにしておいた方が無難です。

派遣会社は五万とありますが、看護師専門として適正な運営をしている派遣会社は数えるほどしかありません。

中には違法派遣を行なっている業者もあったりしますので、派遣会社選びはくれぐれも慎重にお気を付けください。

人材紹介

人材紹介会社を営むには、有料職業紹介事業の許認可が必要です。これは、派遣の認可とは別物です。

看護師転職サイトや看護師紹介所などの運営は、この有料職業紹介の認可のもとで行われています。

人材紹介会社は、企業から依頼のあった人材を探し、条件に合った人材を紹介します。

そして、紹介した人材が採用された時点で紹介手数料として報酬が発生し、紹介会社に売り上げが立ちます。

採用が決まれば、雇用関係は企業と直接契約となるので、以降は正社員など直接雇用の流れで入職となります。

言わば、民間版ハローワークのようなもので、採用後は紹介会社との関係はなくなります。

 

看護師紹介のイメージ

人材紹介のイメージ図

紹介手数料の計算方法

採用企業が紹介会社に支払う手数料は、その業界や職種にもよりますが、一般的に年収の20%~30%のところが多いです。

看護師で例えると、年収400万円のナースの場合、だいたい一人採用して、80万円~120万円になります。

人材派遣の仕組みはと違い、人材紹介の場合は、企業側が支払う手数料は払い切り、継続的な収入は得られませんが、派遣のように雇用したり、付帯人件費もかからないので、全額が紹介会社の利益になります。

とはいえ、広告宣伝費など膨大なコストを掛けていたり、成約が取れないと収入は0という月もあり、年間通して営業利益としては微々たるものとなります。

紹介会社によっては、その利益の中から就職が決まった求職者にお祝い金を支給しているところもいくつかありますね。

⇒ “お祝い金がもらえる看護師転職サイト(お祝い金制度は禁止されました)

紹介予定派遣

紹介予定派遣は、上記の派遣と紹介の組み合わせになります。

派遣と紹介の両方の許認可が必要になります。

派遣できる期間は6ヶ月が上限となっており、期間満了後は、派遣先企業の直接雇用になる前提での働き方です。

派遣社員として6ヶ月間は時給など派遣料金で契約し、直接雇用で登用するタイミングで紹介手数料を派遣会社に支払います。

医療現場への一般派遣は原則禁止されていますが、紹介予定派遣は認められています。

企業側としても、求職者としても、お互い試用期間を設けてお試し勤務が出来ると思えば、良い制度ですね。

安全に利用できるおすすめの看護師派遣会社

下記の派遣会社は、看護師専門にサービスを展開しているため、業界に精通した担当者が多く在籍し、きめ細やかに丁寧な対応をしてくれます。

どちらの派遣会社も厚生労働省の「職業紹介 第一期優良事業者」として初年度で認定された優良企業です。

看護師の派遣サービスを行なっている企業の中で、優良事業者として初年度に認定を受けたのは「レバウェル看護」と「看護roo!」だけでした。

派遣、紹介、紹介予定派遣ともに対応可能ですので、ご自身の希望の働き方や譲れない条件などを伝えれば最良の提案をしてくれます。

看護roo!派遣サービス

東証プライム上場企業で厚労省の「第一期優良事業者」にも認定されており、福利厚生や個人情報の取り扱いも万全の安心企業です。(首都圏・関西・東海エリア)安心&高時給 看護roo!の派遣

 

看護師の派遣求人なら【レバウェル看護 派遣】

全国の看護師求人情報の検索はもちろん、人気病院の最新求人情報も定期更新され、派遣も転職もサポートしてくれる全国対応の数少ない看護師専門派遣会社です。こちらも厚生労働省の「第一期 優良事業者」に認定、完全無料、安心して利用できる看護師転職サイトです。


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KANGOSISAN 12:07 PM