全国の病院数の総計は約8,400施設程、クリニックなどの小規模施設も合わせると約179,000施設にも及びます。(2018年3月現在/厚生労働省)
一言で病院と言っても、設置主体や経営者によってそれぞれに特色がありますが、その中でも、ブラックと呼ばれる病院には要注意です。
私が知っている身近な病院にも、ブラック病院と呼ばれている病院があります。
先ず、そのような病院に立ち入ると空気が悪く、マイナスのオーラを感じます。そして、看護師や医療スタッフの顔色が悪く、生気がないので、少し不気味に感じます。
下記の3病院は、私の知るブラック病院の一例です。
精神科A病院
- 拘束の必要がない患者を縛り付けて放置
- 夜勤スタッフは詰め所でゲーム
- 1日以上おむつ替えをしない
- スタッフが時間通りに出勤してこない
- 食事の使いまわし
- 看護管理者がいない
一般病院B病院
- お給料が異常に高い
- 新人教育制度がない
- 新卒採用していない(採用できない)
- 真面目な看護師に負担が集中
- いい看護師はすぐ辞めてしまう。
一般病院C病院
- 医師の数がギリギリ
- お給料が異常に高い
- 喫煙スタッフが多い
- 未だに布おむつ
- おむつ替えは1日1回。
- 不正な7対1
などなど。
実名はここでは挙げられませんが、本当にあるブラック病院です。
中には患者への虐待や杜撰な管理による医療ミスなどでニュースになるほどの病院もありますが、実態をみるとゾッとしますね。
ニュースで報道されるような病院は氷山の一角。水面下に潜むブラック病院に就職してしまわないよう十分に気を付けていきましょう。
ブラック病院を見極めるポイント
- 異常に高い給与設定
- 看護師の顔色が悪かったり歯が汚い
→ 良い病院では採用されない看護師が集まっている - 看護師の清潔感が無い
- スタッフの制服や白衣が汚い
- 院長や経営者からの勧誘がすごい
- 喫煙者スタッフが多い
- 新人教育の制度が整っていない
- 医師数が少ない
- 病棟が臭い
- 床が汚い
- 若いナースが少ない
などです。
もちろん、これはあくまで私見であり、すべてが当てはまるわけではありません。でも、上記のポイントが複数当てはまる病院は要注意です。
自分が働いている病院がブラック?と思ったら最寄りの保健所へ
ブラック病院を撲滅して行かないといけません!患者さんのためにも、いい看護師さんのためにもブラック病院を見つけたら最寄りの保健所に相談しましょう。
それから、ブラック病院での勤務経歴があると、いい病院はそこの出身者を敬遠します。一度そういう病院で働いちゃうと経歴に傷が付いて、まともな病院では働けなくなる恐れもあるわけですね。
くれぐれも高いお給料に目がくらんでブラック病院につかまらないよう十分にご注意ください。
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