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インディードプラスってどうなの?indeedへの市場の期待感と使ってみてのギャップ等

最終更新日時 : 2024年9月9日

先日の記事で、Indeedプラスについて調べた内容をシェアさせて頂きましたが、実際にスタートし、市場の期待感と実態とのギャップ、使ってみての率直な感想、今後の予測などをまとめてみました。

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indeedプラスについて

先ず、Indeedプラスについて、簡単に説明します。

Indeedを運営するリクルート社からのプレスリリースによると、

  1. Indeedに課金する。
  2. Indeedプラスに昇格。
  3. Indeedプラスの求人記事がAIの判断により「リクナビNEXT」や「タウンワーク」等に転載される。
  4. Indeed以外のユーザーにも訴求し、そこからの応募が見込める。

といったものです。

そして、リクルート社が運営する採用ATS「Airワーク」がプラットホームとなり、新AIRワーク(以下、AIRワーク2.0と言う)にバージョンアップし、AIRワーク2.0上でIndeed課金することにより、 インディードプラスへの展開が簡単にできるようにもなっています。 (Indeedで直接投稿&課金でも可能だが、Airワーク2.0経由の方がコスト管理などが便利)

既存のAIRワーク(旧ジョブオプライト/URLにjplt が含まれる)は近くサービス終了とのことです。

旧AIRワーク上の記事は、AIRワーク2.0に自動移行はできないため、手作業で移植(コピペ等)する必要があります。

会社の基本情報や紹介文などは自動移行されます。

indeedプラスを利用してみての率直な感想

Indeedプラス…、勿体振って大々的にオープンした割りに、今のところあまり期待できないと感じています。

その理由としては、

  1. 連携(転載)先となる媒体がオワコン媒体である。
  2. 転載先の媒体はAIが求人内容を解析し、最適な媒体を選定するので、内容によっては転載されない可能性もある。
  3. 無駄なクリックが増える(コスト増となる)恐れがある。
  4. リクルート社にとっては、オワコン媒体を収益化できる仕組みとなっている。

リクナビNEXTやタウンワークは、長年採用に携わっている人間にとっては馴染みのある媒体であり、つい数年前までは人材募集には外せない中核媒体でありましたが、ここ最近では一気にユーザーが減り、完全に主役の座から退いた媒体となっています。

事実、リクルート社も今年度いっぱいでタウンワークの紙媒体は廃刊を決定しているとのこと。

タウンワークネットはindeedの転載先として継続するようですが、単体での掲載は無くなるようです。

リクナビNEXTの方は未確認ですが、indeedプラスで転載されるなら、わざわざ高い費用を払ってリクナビNEXTに単体で掲載するメリットはないですよね。

実際のところ、職種にもよるとは思いますが、募集を出しても、まあ応募来ないです…。

つい先日の例(すべて同一求人での検証)

リクナビNEXT:28万円/4週(応募者1名)
マイナビ転職:50万円/12週(応募者2名)
Indeedオーガニック:無料/4週(応募者48名)

驚きの差です…!

職種と媒体との相性にもよると思いますが、いや、それでもこれ価格崩壊起きてますよね。

求人市場の地殻変動と言っても過言ではありません。

なので、リクルート社としては、オワコン化している媒体をインディードプラスにより活用し、再収益化を図るといった感じでしょうか。

しかし、そもそも、リクナビNEXTやタウンワークに直接求人を載せても応募が来ないのですから、いくらインディードプラスでそれらの媒体に転載されたところで、良質な応募は期待できないのでは?

むしろ、ミスマッチな応募や無駄なクリックが増えるだけで、求人企業側としてはメリットがないのでは?

とも感じます。

直近でも、インディード、リクナビ、タウンワークとそれぞれに同じ求人を掲載して募集を行うこともありましたが、結果として9割以上がインディードからの応募だったり、リクナビNEXTやタウンワークからの応募も応募経路を辿ると流入元は結局インディードだったりするわけです。

(インディードはネット上の求人サイトをクロールして、検索結果として表示する検索エンジン)

そう考えると、媒体間を求人情報がグルグルと行ったり来たり、たらい回しにされてる感がありますし、応募増やマッチング率の向上は今のところ期待できないと感じます。

ただし!旧エアワークが終了となる今、旧エアワークユーザーは、AIRワーク2. 0への移行は必須であり、また、同時に旧エアワークのブースト(AIRワーク上でのindeed課金)も終了するとのことで、4月以降はAIRワーク2. 0上での新課金形態に全面移行するようです。

新Airワークへの課金形態とindeedへの上位表示には期待大

AIRワーク2.0での課金スタイルは、旧エアワークのブーストとは異なり、さらに少額かつ個別記事単位で課金が可能となりますので、その点においては、AIRワーク2.0に期待が持てますね。

Indeedがリクルート傘下となって以来、AIRワークの大々的なバージョンアップは初となり、どちらもリクルート社が運営管理するシステムと考えると親和性が高く、AIRワーク2. 0はIndeedとの相性が良いと予想できます。

そもそも、病院の求人ではリクナビNEXTやタウンワークを使う機会は少なく、当院においては看護師求人をれらに掲載することはほとんどありません。

使うとすれば、医療事務、看護助手、リハビリ補助者、清掃スタッフなどでしょうか。

看護の求人に関しては、indeedプラスによる他媒体への転載機能には全く期待はできませんが、単純にindeedへの少額課金が可能な点と、Airワーク2.0とindeedとの親和性、通常課金として上位表示には、看護師求人も期待できるかと思います。

まとめ

Indeedプラスの他媒体への転職機能にはあまり期待できない(今のところ転載先が微妙)。

転載には期待できないが、単純に課金によるIndeedでの上位表示には期待できる。

旧AIRワークユーザーは、新AIRワーク(AIRワーク2. 0)への移行は必須。

AIRワーク2.0の新しい課金形態(少額から課金可能)には期待できる。

今後、転載先となる媒体が増え、例えば、リクルート社以外の媒体と連携などするようになれば面白そうですが、そうなると他社媒体も価格崩壊が起きそうな気もしますね。

以上、indeedプラスのその後についてでした。

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