皆さんそろそろボーナスを気にし始めるころでしょうか。
賞与支給月が6月の病院もあれば7月支給の病院も多いかと思います。
多くの病院は7月でしょう。
ボーナスをもらってから退職を考えている看護師さんも多いかと思いますが、ボーナスもらう前に退職届を出すのって、ボーナス減らされたり、もらえなかったりしないかちょっと不安ですよね…。
ということで、ボーナスと退職、有休消化や退職金についても解説いたします。
退職時のボーナス、有給消化、退職金などについて
退職が決まっていてもボーナスはもらえるの?
ボーナス(賞与)は、過去(直近の半年等)の実績、評価に基づいて支給されるもので、雇用契約時に約束された報酬ですので、通常の給与と同じく退職が決まっているからと言って、減額したり、支給対象外とするようなことは禁じられています。
ですので、退職が確定していても安心して堂々ともらって問題ありません。
ボーナスをもらった後に退職届を出す方も多いですが、ボーナス支給前に退職の意向を早めに伝えておく方が、印象がいい場合もありますね。
ボーナスもらって夏休み(冬休み)
病院業界に限らずですが、ボーナス時期は年度末の次に退職が多い時期です。
特に長く働いてきた看護師さんは、ボーナスもらって退職後はちょっとゆっくりしたいなぁ~、と考えている方も多いかと思います。
また、ボーナスは真夏の暑い時期と真冬の寒い時期に支給されるので、その時期に退職を合わせることで、ちょっとした夏休み・冬休みが取れちゃう訳ですね。
それで良いと思います。
特に夏の暑い時期に転職すると精神的にもバテてしまいいます。
なので、この夏はしっかり夏休みを取って心と体をリフレッシュしちゃいましょう!!
看護師は女性が中心の大変な仕事
看護師は大変なお仕事です。
また、9割が女性、まだまだ女性が多い職業です。
女性は、社会に出て働く仕事以外に、出産・育児という大きな仕事が待っています。
あまり根詰めて働いていると、本来の女性の魅力や役割を果たせなくなってしまいます。
人間、心も身体も美しく健康的に暮らすことはとても大事だと思います。
看護師のお仕事は、職人的なところがあり、職場や地域が変わっても同じ看護の仕事が出来るんです。
なので離職率が高いんですね~。(一般的な企業だと、職場が変われば仕事も大きく変わることが多いです。)
だからと言って、短期間で転々とするのは良くないですが、数年間休まず働いてきた看護師さんなら、少しくらいゆっくりしても全然良いのではないでしょうか。
退職金や失業給付、有給消化も合わせて
多くの病院では3年以上働けば退職金が出ます。
また、民間病院なら雇用保険にも加入しているので、失業保険(失業給付)ももらえますね。
ボーナスと退職金と失業給付をうまく利用し、さらに有休消化後に退職できればかなりゆっくりできると思います。
例えば・・・
■勤続5年の看護師さんの例
- 給与手取:25万円
- 賞与年額:100万円
- 退職金:100万円
- 給与締め日:20日
- 給与支給日:末日
- 賞与支給日:7月15日
- 退職日:7月30日・・・の場合
・6月30日 6月の給与支給(25万円)
↓
・7月15日 ボーナス支給(50万円)
↓
・7月30日 7月の給与支給(25万円)
↓
・8月30日 7/20~7/30の10日分の給与支給(約8万円)
↓
・8月30日 退職金支給(100万円)
↓
・11月頃~ 失業給付(15万円/月×3ヶ月間)
計 2,530,000円
と・・・、こんな感じで退職後も収入が入ります。
有休消化は、現場に迷惑の掛からない程度で、半月~1か月程度が現実的でしょう。
6月~7月は、間にボーナスが入るので連続して多くの収入(計100万円)があり、貯蓄が増えますね。
退職後は、最終給与と退職金が入り(108万円)、3ヶ月後には失業給付(15万円×3ヶ月=45万円)がもらえます。
雇用保険の失業給付は直前の給与収入の約6割程度ですが、勤続年数に応じて3ヶ月~6ヶ月程もらえます。
合計すると退職日前後で250万円ほどの収入が入ってくることになります。
退職金や賞与の金額などはそれぞれの病院で違いますので、どんぶり勘定ですが、大きくは変わらないと思います。
元々の貯蓄も多少なりとあると思いますので、これだけあれば、半年くらいは余裕で生活できますね。
貯蓄が底を尽きる前には就業しましょう!
但し!あまりゆっくりしていると後々大変なことになります。
収入が無くなってからでは立て直しが大変ですし、就活も焦ってしまいます。
失業保険をもらいつつ、基本は貯蓄を維持し、ゆっくりしながら就職活動は早めに動いて慎重に行ないましょう。
転職先では最初の給与支給まで期間が空きますし、たぶん最初のボーナスは減額または支給対象外となります。
お金が無い状態で新しい環境で仕事を始めると、不安が大きくなり、精神的に不安定になってしまいます。
逆にお金にゆとりがあれば小さなことは気になりません。
多少の余裕があるうちに次の仕事に就くように気を付けてくださいね。
賢いナースの就活シナリオ
賢いナースは、退職を考え始めた頃から転職サイト等で情報収集を始めておいて、退職前には早期に内定を確保。
入職日を少し先(3ヶ月後)くらいに設定しておいて、今の職場は有休消化後に退職。
ゆっくりと休養期間を取って、新しい病院への入職日に向けて徐々に生活を整えて準備できるようにしておきましょう。
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