※この記事は、看護師さんに限らず全ての職業の方にご覧いただける内容となっております。
そろそろ皆さんボーナス支給されている頃でしょうか。
うちの病院は少し遅い支給日で、7月末の予定です。
ボーナス月で退職して転職を考えている看護師さんも多いと思いますが、転職のタイミングとしてはバッチリだと思います。
ボーナスもらって早めに有休消化に入って退職、真夏の暑い時期はリフレッシュ期間としてお休み、9月から心機一転、新しい職場で頑張る。
1ヶ月~2ヶ月も休んで大丈夫かな…、と心配になるかもしれませんが、意外と大丈夫です。
最近では、うつ病など精神疾患や原因不明の不調が続き、長期間お休みする人も増えております。
そのような場合は焦らずに、社会保険の給付制度などを利用すれば、1年~2年ものあいだ給付金を継続受給することができ、ゆっくりと心身を整えることも可能です。
それでは、リフレッシュしながら賢く転職する方法を見て行きましょう。
リフレッシュ転職とは?
簡単に言うと、転職のタイミングで長めに休養してリフレッシュしちゃうこと。
ナースはなかなかハードなお仕事です。転職のときくらいはしっかりリフレッシュして、次の仕事に備えてもいいんじゃないでしょうか。
早めに内定を確保して、入職日は3~6ヶ月後の少し先に設定。ボーナス支給月の翌月くらいに退職日を設定して、退職日の1カ月前から有休消化。
幸い、医療業界は福利厚生がしっかりしていて、退職金もしっかりもらえるところが多いので、退職金も合わせれば1~2ヶ月ゆっくりしても全く問題ないと思います。
退職が決まっていても賞与はもらえるの?
賞与というものは、毎月の給与と同じで雇用契約時に約束されたもの。
退職が決まっているからと言って事業主が支払いを拒んだり減額できるものではありません。
もちろん、業績不振や人事評価などでカットされることはありますが、それも雇用契約書にその可能性がある旨を明示しておく必要があります。
なので、退職届の提出以降でも堂々とボーナスをもらって問題ありません。
退職金は若いナースでももらえるの?
退職金の支給については、病院・企業により規定が様々ですが、多くは勤続3年を満たすか満たさないかがもらえるも・らえないの境目になります。
なので、3年を満たさずに2年と数カ月で辞めちゃうパターンが一番もったいない辞め方になります。
ぴったり満3年(4月入職→3年後の3月末付)であればもらえるところが大半ですが、念のため勤め先の人事部等に事前に聞いておきましょう。
1日足らなかった!等はもったいなすぎますので…。
もっと長く休養したい方は社会保険の給付金制度を利用して
社会保険の給付制度には大きく分けて下記の2種類があります。
- 傷病手当
- 失業手当
傷病手当金とは
書病手当金は、その名の通り、心身に何らかの傷病がある場合に給付される手当で、健康保険に関連する制度となります。医師の診断書などが必要となります。
失業手当とは
失業手当は、失業給付とも言い、失業状態にある場合に給付される手当で、雇用保険に関連する制度です。退職の日以前の2年間に、被保険者期間が通算して12か月以上あることが条件となります。要は、1年以上、普通に勤務していればもらえます。但し、自己都合による退職の場合は、7日の待期期間+3ヶ月の受給制限経過後の受給となるので、かなり長期的な失業期間が無いともらえません。また、その間は、就職活動をしていることが条件となります。
上記のことから、社会保険の給付金は、自己都合退職後に1~2ヶ月の短いリフレッシュ期間でお考えの看護師さんにはおすすめしません。
少なくとも6ヶ月以上の休養期間を取りたい方や、心身ともに疲弊している、うつ病などの恐れがある場合には、社会保険給付金の手続きをおすすめします。
但し、これらの制度は行政との手続きややり取りがなかなか大変なんです!
そこで、おすすめしたいのがコレ…
退職コンシェルジュ
最近は、退職代行などのサービスを利用する方が増えていますが、退職コンシェルジュは、退職代行というより、退職後の社会保険給付金の手続きなどをお手伝いしてくれて、給付金などを最大限に受給できるようサポートしてくれるサービスです。
例えば
月収30万円の職員が、退職コンシェルジュを利用して21か月間休養した場合、411万円の受給が可能 となります。
これに加えて、最終給与(時期によっては賞与)や退職金、有給消化なども加えると十分な収入と休養期間が確保できます。
ここで大事なこと!
上記の給付などを受けるには、必ず退職前に手続きをすること!
退職後に申請しても最大限の受給は難しいですし、勢いで退職して、やっぱりやり直したいと思ってもやり直しはできないので、くれぐれもご注意ください。
各種手続きや申請はややこしいですが、退職コンシェルジュにお任せしておけば、多少のサービス料金を支払っても十分におつりが来るどことろか、「こんなに受給出来ていいの?」と申し訳ない気持ちになって、早々にお仕事を始めたくなります。
これはあくまで、今の職場で悩んでいて、退職や転職を考えている人向けです。
今の職場で全く不満もなく楽しく働かれている人は、安易な転職はしないようにおすすめします。
看護師の求人はまだまだ無くなることはありません。
焦って早まった退職・転職をしないよう、転職は計画的に、先ずは気軽に情報収集から始めてください。
以上、リフレッシュ転職のすすめでした。
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