看護の世界はまだまだ女性中心の社会。医療機関で働く職員の割合でもナースは最も多い職種なので、医療業界で働く人の大半が女性と言うことになりますね。
その中で、看護部長や副部長、師長さんといった管理職を任されている看護師さんがいますね。
看護部長、看護師長ってどんな人達?
この人たちは、いわゆる看護管理者と呼ばれる人達で、選ばれし看護師さんと言うことになります。
若いころからキャリア志向を持ち、頑張ってきた看護師さん達です。
そして、当然ながらお給料もかなり高年収になります。
看護管理者の多くは、ファーストレベル、セカンドレベル、サードレベルといった、認定看護管理者の資格を取得しています。
看護部長や副部長クラスになると、セカンドレベル、サードレベルまで取得している方が多いですね。
看護協会では、看護管理者は下記のような役割・要件が求められるとされています。
看護管理者とは
看護の組織を円滑に運営し、安全・安楽で質の高い看護を提供すべく看護業務の維持・向上に努め、さらに、患者さんやそのご家族と病院との懸け橋となって、入退院時の不安やトラブルを防止する…等々
大変な役割ですね。
師長クラスであれば、1病棟を任されることにまりますので、部下が20人~30人、ベッド数で40~60床を管理といったところでしょうか。
スタッフのシフト管理だけでも大変そうです・・・。
さらに、家庭との両立を図りながら勤務を続けている看護管理者の方も多くいます。
家ではお母さんとして家事・子育てもこなし、職場では看護のマネジメント・・・。
すごいバイタリティです。
看護管理者のお給料はどれくらい?
看護管理者の年収相場としては(中規模以上の急性期病院)
- 師長クラス:600万円~700万円
- 副看護部長クラス:700万円~900万円
- 看護部長クラス:800万円~1,200万円
病院の規模や経営母体にもよりますが、こんなところでしょうか。
収入的にはともて魅力的ですね。
看護管理者も人間
そんな管理職もこなす看護師さん達ですが、悩みは沢山あります。
病院という巨大な組織の中で日々毅然と振る舞い、部下や上司、患者さんやご家族さんとの間に立ち、解決しなければいけない課題が日々山のようにあります。
上には院長や理事長、一般的にいえば中間管理職にあたりますので、特にストレスの多い立場でもあります。
でも、数々の修羅場を乗り越えて、荒波を乗り越えてきた経験豊富な看護管理者です。
大切な可愛い新人や慕ってくれる部下沢山いるので、少々のことではへこたれませんよ。
看護管理者も転職を考える時がある
管理職の看護師さんでも転職を考えるタイミングがあります。
例えば、
-
- 家庭の事情(転居・家族の介護・子育て等)
- 病院の不祥事
- 病院の経営不振・倒産
- 院長が変わり大きな組織変動がある
- 違法な管理を強要される
- 減給・賞与カット
- トップの考え方や理念に共感できない
などなど。
特に、あまりよろしくない経営をしている病院等で管理職をしていると、不正の共犯にもなり兼ねません。
そんな組織にいると、心も腐ってしまいます。
また、やはり家庭が一番、家族は大切です。
ママさんナースであれば、家族のこと優先して考えるのは当然です。
考え方は人それぞれかと思いますが、いくら管理者であろうとも、家族を犠牲にしてまで続けるのは個人的にはナンセンスと思います。
経験豊富な看護管理者ですから引手数多です。どこに行っても活躍されることは間違いないでしょう。
一般には公開されない看護管理者の求人
看護部長・副部長、師長クラスの求人は、あまり一般には公開されません。
管理者の求人を一般求人などで公開してしまうと、「なんでうちの病院で看護部長の求人が出てるの?」とか、「誰か師長さん辞めるのかな?」等の憶測が飛び交い、様々な影響が考えられるので、簡単に求人を出すことができないんですね。
また、求職者側としても、現職の病院には転職の意思を示さずに動いている場合も多かったり、狭い世界なので、安易に見学や面接に行くと、行った先の病院から情報が漏れてしまったりと、転職活動も大変なんです。
なので、そんな時こそ、人材紹介会社(看護師転職サイト)のエージェントが活躍してくれます。
病院側としても、管理職の募集を非公開求人として依頼できる紹介会社のサービスはありがたい機能と言えます。
看護師専門の人材紹介会社なら、多くの病院とお付き合いがあり、管理職の求人情報も多く持っています。大手で認知度の高い転職サイトに登録すれば先ず間違いありません。(全ての紹介業者が全ての病院に出入りしているわけではないので、一つの業者の情報だけで判断はせずに、管理職であれば2~3社から情報を集めて、比較検討することをおすすめします。)
他の病院のことを悪く言ったりする転職エージェントは要注意
良いエージェントは、多くの病院と良好な取引をしているため、例えばライバル会社が紹介する他の病院を悪く言ったりはしません。なぜなら、そこも大事なお客様だからです。
良いエージェントに当たるかどうかは運しだいにもなりますが、先ずは大手で信頼できる優良転職サイトであれば、スタッフの教育も行き届いており、安心してご利用いただけると思います。
管理職ナースにもおすすめの看護師転職サイト
病院人事・元転職エージェントの立場で厳選した、安心できる看護師転職サイト
私はこれまで20年以上、病院の採用担当として、また転職エージェントとして、数多くの看護師さんの転職に関わってきました。
その経験から見て「安心して登録をおすすめできる」と判断した転職サイトのみを、以下にご紹介しています。
転職に焦りは禁物!ただし、良い求人は一般公開前に決まってしまうことも…。
登録=転職ではありませんので、まずは情報収集から始めてみてください。
(登録・利用はすべて完全無料。看護師さんに費用が発生することは一切ありません。)
看護roo!
全国初の「職業紹介優良事業者」として認定された看護師転職サイト。
運営は東証プライム上場企業の株式会社クイック。業界では老舗で、求人の質・量ともに安定しています。
都市部の急性期病院や条件の良い法人案件に強い印象があります。
「まずは王道から押さえておきたい」という方には、最もバランスの良い選択肢です。
「レバウェル看護」※旧 看護のお仕事

運営はレバレジーズ株式会社。全国対応で、エリアごとの求人網が広いのが特徴です。
地方や中小規模の医療機関を探す場合にも選択肢が広がります。
求人数の母数を増やしたい方、 比較検討をしっかりしたい方に向いています。
こちらも「第一期優良事業者」認定サイトで、安心してご利用いただけます。
ナースではたらこ

運営はバイトルでおなじみのディップ株式会社。
ヒアリング力と提案の丁寧さに定評があり、「初めての転職で不安が強い方」に向いています。
人事として面接対応してきた立場から見ても、比較的ミスマッチが少ない印象があります。
じっくり相談しながら進めたい方に。
※上記3サイトは、全て厚生労働省の「職業紹介優良事業者」として認定された優良企業が運営する看護師転職サイトです。
転職するかどうかを決めるのは、情報を見てからでも遅くありません。選択肢を持ったうえで、 冷静に判断していただければと思います。
▼ 詳しくは、こちらの記事もご参照ください。


