看護師さんも看護学生さんも、就活の際には、事前に病院見学や就職説明会に参加するのが一般的になっていますね。合同就職説明会は全国の主要都市で比較的多く開催されており、そこで就職先を探される方も多いでしょう。
ここで、病院見学や就職説明会でのポイントや注意点についてお話ししたいと思います。
1.説明会のブース、病院見学申し込み、資料請求の時点からも選考は始っている!
問い合わせの電話やメール、ホームページや就活サイトから病院見学を申し込む時から選考は始っていますよ。
それだけじゃありません。資料請求や合同就職説明会ブース等でも選考はされていますので、普段から丁寧な対応を心掛けましょう。電話やメールの対応、言葉遣い、マナー、文章力、返信の有無など、この辺りで評価が大きく変わります。
看護部長や採用担当者も人間です。そして、多くの人材を見てきた目の肥えた方々です。メールしても返信が無い、愛想の無い返信、文章が雑だったりすると、この時点である程度どんな人物か予測がついて選考リストから外されてしまう恐れがあります。
メール等は、長々と丁寧過ぎる文章を打つ必要はありませんが、端的に丁寧に、早めにお返事するようにしましょう。「メールを送るのは失礼かな?」とか「迷惑かな?」と思うこともあるかもしれませんが、全くそんなことはありません。採用担当としては、メールの返信をもらえると嬉しく思いますし、信頼感を感じ、安心します。
それから、友達グループで病院見学に参加した際に、代表者(リーダー格)がまとめてやり取りするパターン。これは、おすすめしません。
特にリーダー格の人物は、敬遠されがちです。一見、リーダーシップがあって評価が高いと思われがちですが、その人物の影響力が強い場合、友達グループ全員がその人物の思考に流される恐れがあるからです。
大事な就職活動ですから、他人任せにせず、申し込み等は自分自身で行うようにしましょう。
2.あなたも見られて(見学されて)いる
病院見学会は、求職者が病院を見学する会、面接じゃないので気を緩めがちですが、人事担当者も看護部長も、見学の時からチェックしていますよ。
もちろん、面接のようにかしこまる必要はありませんが、基本的な礼儀・マナーは必要です。
実は、病院見学会は求職者が一方的に病院を見学するのではなく、病院側も「あなたをチェックする会」でもあります。
特に病院見学会でネガティブな発言が目立つ方や、権利主張をする方、基本的な挨拶ができなかったり、笑顔がない方などは、その時点で選考者リストから外されてしまいます。
病院見学に参加した時点で、採否は90%以上確定していると言っても過言ではありません。
病院見学の際に、態度が悪かったり、身だしなみ・マナーが悪かったり、友達集団でワイワイと来るような方は、しっかりチェックされています。病院によっては、ブラックリスト的なものを作っている所もあります。
挨拶やお礼はちゃんとする!
基本中の基本!病院見学会の会場に着いたら、その場の関係者にきちんと挨拶をしましょう。特に看護部長や人事担当者にはしっかり挨拶をしましょう。
また、すれ違う職員や患者さんにも「こんにちは」と、軽く挨拶するように心がけましょう。
お礼状も効果的
病院見学に参加してみて、いいなーと思ったら、すぐにお礼の手紙やメールを送るのは効果的です。凝った文章は必要なく、月並みな簡単な内容でOKです。メールでのやり取りをしていたなら、メールで問題ありません。何にも送らないよりずっといいです。
学校の成績が悪かったり、経験が少なくて自身が無くても、こういうところでしっかり差を付けましょう。
看護師は頭より身体と心が大事です。採用選考も人物・人柄重視のところがまだまだ多く、やはりそれが一番大切かと思います。
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