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新卒看護師/一年目ナースの退職理由トップ5+1

最終更新日時 : 2024年2月17日

新卒一年目で退職または転職するナースが最近増えているようです。

看護師さんは、3年~4年の看護学校での勉強と大変な実習を経て、国試対策も頑張って、やっとの思いで看護師になるわけですから、なんとか辞めずに看護師という職業を続けてほしいと思います。石の上にも三年といいますが、特に最初の三年は頑張ってほしいと思います。

どんな職業でも、リアリティショックや人間関係の問題はあります(詳細は後述)。些細なことで安易に転職などは考えずに、最初の1年間は実習の続きだと思ってしっかり基礎を身につけて、3年くらいで一人前を目指しましょう。

 

看護師にとって最初の就職先での教育は超重要

新人ナースにとって、最初の就職先はとても重要になってきます。先ずは、新人を育てる文化・風土がある病院かどうか。そこでいかに良質の教育研修を受けるかで、看護師としてのベースが変わってきます。特に最初の3年間で基礎を身につけておかないと、途中で離脱してしまうと、いつまでたっても新人から抜け出せなくなってしまいます。

 

今すぐ退職・転職した方がいいパターンも

しかし、不幸にもダメダメ病院(教育に無関心、看護部長が不在で統制が図れていない、サービス残業だらけ、お休みが取れない等)に就職してしまった場合は、早々に転職する事をおすすめします。教育は受けれないわ、残業は多いわ、休みは取れないわ、そんな3拍子揃ったところに長く居る必要はありません。そんなところにいると看護師難民になってしまいます。

それから、人間関係で悩み苦しんでいたり、急性期のペースについて行けない、イジメやセクハラ、パワハラに遭っている等、自身が精神的に病んでしまいそうな状況にある場合は、うつ病や精神障害など発症する前に、早急に転職(または退職して休養)することをお勧めします。

特に、うつ病や精神病はトラウマとなり繰り返し発症します。抗うつ剤や抗精神病薬に頼ると癖になり薬物依存に陥ってしまいます。薬を飲んでまで我慢して勤務を続けると、どんどんドツボにはまってしまいますので、くれぐれも気を付けて下さい。

そもそも、看護師は病気の人の看護や健康を管理をするお仕事ですから、自分自身が病気になってしまっては本末転倒。他人の看護なんてしている場合では無くなります。先ずは、ご自身の健康が一番大切です。

 

新しい世界に向けて前向きに

不健全な病院で不健康な状態で嫌々働いていても何も良いことないです。新しい世界に向けて動いた方が賢明です。

すぐに辞めたくても師長や看護部長に引き止められて退職させてもらえない状況の方もいると思いますが、病院や企業に労働者を拘束する権利はありませんので、前述のような理由で悩んでいいる方は強引に退職しちゃいましょう。

出来るだけ後腐れなく退職する方が良いですが、無理な場合は、「退職願」など書面で残し、自己都合による退職の意向を残しておけば題ありません。(無断欠勤や無断退職はしないように!)

 

新人看護師の退職理由のトップ6(自病院調べ)

1.リアリティショック

リアリティショック

 

冒頭にも書きましたが、どんな職業においてもリアリティショックはあります。リアリティショックとは、簡単に言うと、理想と現実のギャップみたいなものです。

看護師のような実習期間が長い職業は、リアリティショックが起きにくいと思われがちですが、全くそんなことないです。

特に診療の補助行為や夜勤、患者さんの生死にかかわる重要な業務、担当患者さんの死など、学校では教えてくれないことが日々目まぐるしく起こります。

どんな職業においても、理想を高く持ちすぎると、現実の厳しさや切なさに打ちのめされてしまいます。看護師も人間、医者も人間、患者も人間、色んな看護師がいて、色んな医者がいて、患者さんも皆、十人十色です。

2.教育体制や看護観の不一致

看護観

 

期待していた教育体制と実際入職してみて受けた教育が思っていたのと違ったり、「看護観の不一致」等で、早々に自分と合わないと判断して退職する人がいます。

教育のやり方は病院それぞれ違いますので、先ずは、その病院の方針に従ってやってみるべきです。

そして、看護観は、一年目ナースが語ることではないでしょう。先ずは医師の上にも3年、3年やってみて、そこから自分なりの看護観が形成されてくるのではないでしょうか。

3.精神的疲労

精神的疲労

 

看護師は大変なお仕事です。肉体的疲労に加え、職場の人間関係や患者、ご家族への配慮、そして日々勉強と、精神的にも疲労するストレス要素の多い職業です。

そして、精神的疲労が悪化(うつ病や精神疾患)すると、寝ても休んでもなかなか回復しません。看護師の仕事は、深く考え過ぎると潰れてしまいます。楽観的な性格の人が看護師に向いているのかもしれません。

4.人間関係

看護師さんの人間関係

 

どんな職業でも、どこに行っても人間関係はツキモノです。看護師はまだまだ女性が8割以上を占める職場で人数も多いため、人間関係も複雑になりがちです。

先ずは基本的な考え方(看護理念や基本方針、規律等)がしっかりしている病院であれば、採用している看護師の人間的「質」も一定以上のレベルで、良い人材が集まっている可能性が高いです。

とりあえず、目先の狭い世界での人間関係に悩んでいるなら、焦らず気長に行くことです。世界は広いです。

5.ホームシック

ホームシック

 

就職を機に一人暮らしを始める看護師さんも多いです。ただ、そうなると、「社会人一年目」+「看護師一年目」+「初めての一人暮らし」が重なり、心身ともに余裕がなくなってしまうんですね。

学生の頃から一人暮らししてるならまだ良いのですが、一人暮らし経験のない人は、先ずは実家から通勤して、仕事や社会人生活に慣れてから自立することをおすすめします。

地方から出てくる場合、一人暮らしせざるを得ないと思いますが、そんな場合は、無理して都心のマンションを自分で借りたりせずに、素直に病院の看護師寮でお世話になりましょう。最近は、寮といっても、普通にきれいなワンルームマンションを用意してくれる病院が多いです。

6.結婚・妊娠・出産

結婚・出産

 

一年目でも結婚や出産で退職または産休に入る人が結構います。一年目で産休に入ってしまうと、卒後教育が中途半端になってしまい、復帰後に苦労します。

また、最近は一般企業で社会経験を経て看護師を目指す人や、既婚、子持ちの看護学生も多いので、特に増えてます。お目出度いことでいいのすが、これを機に看護師を辞めちゃうのはもったいないですね。

とりあえず、看護師として最初の1~3年間は計画的に・・・。

 

次の就職先選びは慎重に

次の転職は失敗しないよう慎重に進めましょう。当然のことですが、きちんと教育体制が整っていること、適正な給与規定が整備されていること、福利厚生面や休日休暇のこともしっかり押さえておきましょう。

転職に際しては、看護師転職サイトの利用が断然便利です。直接聞きにくいことも、紹介会社のエージェントを通じて匿名で事前に確認してもらうこともできます。特に、人間関係や経営状態などは、面接や見学では聞きにくいですよね。そのような情報は、転職サイトのエージェントにお願いして聞いてみましょう。

また、い口コミサイトや2ch等の掲示板サイトはネガティブな情報ばかり集まりアテになりません。ネットの情報は参考程度に留めて、先ずは病院見学に行ってみることをお勧めします。

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KANGOSISAN 8:26 AM