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人材紹介や転職サイトを使うと損するの?ブラックのにおいがする病院

最終更新日時 : 2024年2月17日
転職サイトは損するの?

転職サイト(紹介会社)を通して転職すると給与が低くなるという噂

人材紹介や転職サイトでエージェントの仲介により転職すると本来より待遇が低くされるという噂、入職後に自分に合わないと思っても退職させてもらえないという話をよく聞きます。

これは間違っています。

もちろん、数多くある病院の中には、そのような経営をされている病院もあるかもしれません。

そのような病院は、人事制度や給与規定が定められていなかったり、その時々で給与を設定し、人材紹介手数料がかかる分を初年度の給与額を低く設定すること等によって費用を捻出し、採用費や人権を抑えているということになります。

また、「手数料を払って雇ったんだから簡単には辞めさせないよ」というような圧力をかけて辞めさせないといったものです。

一昔前には実際にあった話ではありますが、昨今では、そんなことすると完全に違法となりますので、まともな病院や企業はまずそんなことしません

そもそも、一般の求人広告などで募集・採用したとしても多くの費用が掛かるのですから、求人広告経由だろうが、人材紹介経由だろうが大きな違いはありません。

 

そもそも紹介会社とは?

看護師紹介会社の女性エージェントイメージ

企業や病院などが、人材募集を専門の紹介会社に依頼し、採用が決まれば人材紹介手数料として紹介会社に報酬を支払うという仕組みのビジネス。

いわゆる民間版ハローワークです。

採用企業にとっては、求人広告費の削減、応募者のフィルタリング、採用に関連する業務負担の軽減などの効果があり、また、求人に際して一般に公開しにくい情報などもあることも多いため、医療機関などでは紹介会社を利用しての中途採用が一般的に多くなっています。

人材紹介会社は採用のプロ集団ですから、病院の人事担当者や、院長、看護部長のような採用の素人とは、人の集め方、見つけ方が全然違うわけです。

やはり、短期間に必要な看護師数を確保するには、そういったプロ集団に依頼する方が賢いわけです。

また、いわゆる転職サイトは、人材紹介会社が運営しているところがほとんど。求職者が転職サイトに登録すると、自分でもお仕事を検索したりもできますが、基本的には紹介会社のエージェントが専任担当としてサポートしてくれて、転職活動をお任せするスタイルが一般的です。

一昔前は、紹介会社のオフィスに出向いて登録する流れが一般的でしたが、最近では、インターネットから簡単に登録でき、電話やリモート、LINEなどのSNSを活用したやり取りで手間も省け、希望やこだわり等も気軽に相談ができます。

看護師専門の紹介会社には、若い女性のエージェントも多く、若手の看護師さんでも親しみやすく安心かと思います。

 

ブラックのにおいがする病院

院長のお気に入り手当

院長のお気に入り

個人経営の小規模病院やクリニックなどでは、人事制度や給与規定等が整備されていないことがあり、都度都度で給与を設定していたり、採用時の状況により調整しているケースも珍しくありません。

また、中には、”院長のお気に入りの看護師は給与が高い””気に入られなければ昇給しない””人が足らないから一時的に募集時の給与設定を上げる” 等、ルールを無視したその場しのぎの経営をしている所もあったり…。

そんな状態で採用を続けると、組織の雇用バランスが崩れ、働く職員からの不満やクレームに繋がりますね。

企業の大小に関わらず、しっかり経営をしている法人では、就業規則や給与規定をきちんと整備し、採用の経路に関わらず、経験年数や学歴・年齢などをベースに一定のルールで給与や雇用条件を決定します

そのような真っ当な経営をしている病院に就職すれば、そのような心配は一切ありません。

異常に給与が高いところ

給与設定が相場より異様に高い病院がありますが、こういうところはブラックの臭いがします。

一般的な給与額では採用できない、なかなか看護師が来てくれないワケあり病院などでは、かなり高額な給与を設定している所があります。

その分、職員数が少ないために一人当たりの業務負担が大きかったり、賞与支給が無かったり(もしくは少なかったり)します。

病院の経費の大半が人件費です。

利益構造・診療報酬はどこも大きくは変わりません。

異常な給与設定の病院は要注意!くれぐれもご注意ください。

奨学金は給与に影響するか?

少し本題とは話がそれますが、奨学金で多くの看護師を採用している病院等では、全体として給与設定が低い傾向があるようです。

特にお礼奉公中となる最初の3年程度の給与を低く設定し、その分を奨学金に充当し支給しているというわけです。

年収換算すると30万円~80万円程度の差で、奨学金を支給していない病院より給与設定が低いところが多いです。

病院にとって奨学金制度は、採用活動を頑張ってしなくても自動的に新人看護師を毎年確実に採用でき、求人広告費や採用活動費も抑えることができ、給与を多少低く設定しても採用に影響が無いため、非常に効率の良い制度となります。

見学や面接時に直接聞いてみよう

数ある医療機関の中から、まともな経営をしているところを見つけ、判断するのはなかなか難しいかもしれませんが、病院見学や面接の際に、給与規定や人事制度について聞いてみると良いです。

真っ当な経営をしている法人であれば、給与規定を開示しその場で初任給を計算、提示までしてくれるでしょう。

 

看護師転職サイトのエージェントを利用すれば安心

大手でしっかりした看護師専門の転職サイト、紹介会社のエージェントは、普段から多くの看護師の面接に同席したり、入退職に関わっているので、その病院がどのような規定で人事運用をしているかよく知っています。

さらに、転職した看護師さんからは、前職の情報を収集できます。

また、病院側がグレーな対応をした場合は、きちんと間に立って対応をしてくれます。

あとは、あなたが何を優先するかで、ご要望に応じて紹介先(病院)をピックアップして紹介してくれます。

働きやすさより高い給与を優先するのか、給与より休日の多さを優先するのか、通勤距離を優先するのか、教育研修制度の充実にこだわりたい等…。

全ての条件を希望通りに満たすのはなかなか難しいですが、可能な限りご自身の希望にあった条件の病院を探してくれます。

転職活動は妥協せずに、しっかり情報収集して気になる点は就職する前にクリアにしておきましょう!

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KANGOSISAN 11:47 AM